本当の幸せとはなにか

子どものころには自分で環境を選ぶことは難しく、教育についても限られた選択肢の中から選ばざるを得ないことが多いものです。もちろん制限付であるからこそ、その中で自由を満喫する気分を味わうことができるのですが、家庭環境、学校関係、近隣関係など狭いエリアの中で行動が規制されていることも確かなのです。大人になると自分で好きな仕事をし、好きな場所で暮らし、好きな人とつきあうということができるようになりますから、可能性は広がります。もちろんこちらの場合にも時間的な制約や金銭的な制約が前提となりますので、何もかも自由に好きなように気ままにというわけには行きませんが、自分で選択したことに対する責任を自分で負うという潔さが付いて回ることになり、後悔してもしなくても自分だけの人生を歩んできたという気持ちになれるはずです。人生の良し悪しは、物質的な豊かさにフォーカスされることが多く、お金をたくさん持ち自己実現の面でも成功しているが幸せ者だという目でみられがちです。しかし、望みを達成したら、お金が手に入ったらかならずしも皆が幸せになれるとは限りません。いざその場所に立ってみないと本当に幸せかどうかはわからないのです。「もっと頑張らなくては」と自分に欠けている要素を改善することがクセになってしまい、望んだ場所に身をおいてもまた新しいなにかを求めるという無限ループにはまってしまっている方も珍しくありません。世間の常識で語られるありきたりな豊かさだけに目を囚われるのではなく、今持っているものを大切にし、自分の身の周りを整理し、穏やかな心理状態でいられることこそが最も重要なのです。探し続けるのではなく、幸せを自分で生み出せる人が一番素晴らしい人生を送ることができるのです。

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